酢の効果、ハード面ソフト面

酢が疲労回復にいい、の根拠

「酢が疲労回復にいい」「体が疲れているときはお酢がいい!」こんな言葉をきいたことはありませんか?
これにはれっきとした根拠があります。今回はその根拠についてみていきましょう。
「酢が体にいい」と言われていることの一番の理由は、その殺菌力にあります。これはいくつもの論文で発表されていることであり、細菌を退治することに一役買っています。食中毒の予防にもいい、ということは、よく知られていることですね。
疲労回復に大きな力を持つのがクエン酸です。「酢」は体内に入ると、このクエン酸の働きをになうことになります。
体をうごかす「エネルギー」を作り出すのはブドウ糖。しかしこのブドウ糖すべてが効率よくエネルギーに変換されるわけではありません。エネルギーになりそこなった燃えカスがたまっていきます。この燃えカスが蓄積されることにより疲労がおこるのですが、クエン酸はこれを妨害してくれるのです。

「食欲」という観点からみると?

ここまでは、酢の「メカニズム」です。しかしメカニズムというハード面だけでなく、酢はソフト面でも有用な働きをします。
あなたが風邪をひいてひどく体調が悪いとき、脂ぎったトンカツを食べたいと思うでしょうか。多くのひとが「NO」と答えますよね。
その分、酢を使った食事というのはさっぱりと食べやすく、食欲が落ちてしまう夏ばての状態であっても、比較的口に運びやすいというメリットもあります。