点滴

点滴は対処療法

疲労に点滴は効果があるの?

疲労のときにしてもらう「点滴」というのは、実は「薬」ではありません。「疲労そのもの」を回復させることのできる「薬」というのは存在しないからです。
では点滴というのはどういう効果があるのか。点滴というのは一種の「栄養剤」にすぎません。
ビタミン、あるいはブドウ糖をうつことによって、栄養の欠如が原因となる疲労の「対処療法」として機能するのです。そのため、点滴には一定の「効果」を見込むことはできます。しかし根源的な治療には、当然なりえません。

結局のところ、生活習慣に

点滴の優れている点は、経口で栄養を補給するよりもずっと手早く、かつ効率的に栄養を体内に取り入れるということにあります。
また、「点滴をうってもらった」ということが一種のブラシーボ効果(偽薬効果)となり、精神的にも「疲労が回復した」と思えることもまた、メリットの一つではあります。このため、点滴=効果がないとする説は間違いです。
しかし上でも再三述べているように、点滴はあくまで対処療法であり、生活習慣を見直さなければ、また疲労は蓄積していきます。
特に大事なのが食生活です。バランスの悪い食生活をしていたり、大食、あるいは過度のダイエット、一つの栄養素だけを過剰摂取する(あるいはまったくとらない)、不規則な時間の食事、極端な好き嫌い…。
このようなことは、プロポーションを崩すだけでなく、疲労の原因にもなりえます。