風邪

慢性疲労症候群

疲労による風邪、風邪による疲労

疲労と風邪には、とても深いかかわりがあります。風邪を引いたとき、体の倦怠感やだるさ、疲れを意識したことはありませんか?
また、疲労がたまってくると風邪をひきやすくなるというのも事実です。もちろん、風邪=疲労という無茶な等式が成り立つわけではありません。
ただこの二つは相互に関係しあいます。疲労が原因で風邪をひき、風邪が原因でさらに体が疲れる――――
これでは、睡眠不足のときと同じように悪循環です。これらを断ち切るためには、やはり「疲労がたまりにくい環境や生活習慣」、「風邪を引きにくい体」を作る以外に方法はありません。

慢性疲労症候群とは何か

「風邪による疲労」が意味する所は、もうひとつあります。それが「慢性疲労症候群」です。
この慢性疲労症候群は、風邪などの感染症をわずらったことが原因で、免疫学的に異常な状態になってしまうことをさします。この状態になってしまうと、常に極度の疲労感に襲われるようになり、ひどい場合はほとんど寝たきりのようになってしまいます。
これらは精神的な疾患によるものではないため、見極めが非常に難しいです。しかし風邪の諸症状である関節の痛みやリンパ腺のはれなどにより、診断することが可能です。
「風邪は治っているのにつらいのは、休み癖がついたからだ」と自分を責める前に、一度きちんと診察をうけましょう。この自責心が、さらに慢性疲労症候群を悪化させてしまう危険性もあるからです。